妊娠中や出産の時期に母親のホルモンバランスが崩れて、情緒不安定になるマタニティブルー。

 

妊婦さんの30~50%がなると言われていますが、マタニティブルーが原因で離婚を考える人がいることを、ご存知でしょうか？

 

こちらの記事ではマタニティブルーの症状や、マタニティブルーによる離婚の回避方法をお伝えします。

 

ぜひ最後まで読み、妊婦期間を楽しんでください。

 

マタニティブルーで離婚を考えてしまう理由とは

 

マタニティブルーとは、妊娠によるホルモンバランスの乱れが原因で起こるもので、気分の落ち込みが激しくなるという特徴があります。

 

また、出産直後は慣れない育児で疲労が溜まるので、さまざまなことをマイナスに考えてしまいがちです。

 

たとえば、自分が「母親として頑張らなければ！」と思っているときに、旦那さんの非協力的な姿を見ると、ホルモンバランスの乱れで今までよりも怒りを感じやすくなってしまいます。

 

結果的に心のすれ違いが生じることがあります。最悪の場合、女性側が離婚したいと思い始めることもあるのです。

 

 

マタニティブルーの主な症状と発症の原因

 

マタニティブルーの主な症状は以下の通りです。

• 気分が落ち込む
• 泣きたくなる
• イライラする
• 感情のコントロールが難しくなる
• 動機･息切れ
• 食欲不振
• 頭痛
• 倦怠感

マタニティブルーの症状は、気分の落ち込みなど精神的なものばかり考えられがちですが、頭痛や倦怠感など風邪のような症状が出る人もいます。

 

発症の原因は、妊娠時のホルモンバランスの乱れが主ですが、育児への不安やプレッシャーなどが原因で発症する人もいます。

 

気持ちが沈みがちなタイミングで、育児での睡眠不足や疲労が重なると、体調や情緒のバランスが一気に崩れてしまうのです。

 

そもそもマタニティブルーが理由で離婚が出来る？

 

双方が合意すれば、どのような理由でも離婚はできます。

 

しかし、妊娠中に離婚を提案した場合「マタニティブルーになっているだけだから、時間が経てば考えが変わる」と旦那さんが判断することが多いでしょう。

 

旦那さんが離婚を認めない場合は離婚調停になり、それでも合意できないと裁判になります。

 

妊娠中や子育て中に裁判をするのは、精神的、体力的な面はもちろん金銭的にも厳しい状態になるでしょう。

 

またマタニティブルーで離婚のときには、慰謝料の請求は難しいです。そのため、子どもと自分にとって離婚が正しい判断かしっかり考える必要があります。

 

マタニティブルーでの離婚を回避する為には

 

マタニティブルーによる離婚を避ける方法を2つご紹介します。

 

夫婦の本音を話す時間を作る

忙しくてゆっくり話す時間を作れない夫婦も多いと思いますが、自分が思っていることを相手に伝える時間を作りましょう。

 

感謝でも謝罪でも話ができることで、気持ちを落ち着けることができます。

 

もちろん日常会話をするだけでも、気分が晴れる妊婦さんも少なくありません。

 

家事と育児を2人で分担して行う

「私だけがやっている」という気持ちが強くなってしまうと、マタニティブルーが悪化してしまう傾向にあります。

 

2人で協力して、家事と育児を行い不満を溜めこみすぎないようにしましょう。

 

マタニティブルーの解消方法を3選

 

マタニティブルーを解消することができれば、旦那への苛立ちや離婚願望も薄れます。

 

そこで、ここでは3つの解消方法をご紹介します！解消方法をしっかり身につけて、意識的に実践するようにしましょう。

 

自分の時間を作って心に余裕を持つ

マタニティブルーを解消するためには、自分の時間を作ることが大切。

 

赤ちゃんと接する時間ばかりになってしまうと、視野が狭くなってしまうので息抜きをしましょう。

 

また、その時に家族に赤ちゃんを預けて自分の時間を作ることに、罪悪感を感じないことがポイント。たまには、周りに思いっきり甘えましょう！

 

家族やパートナー、友達に相談する

マタニティブルーになっているときにママが考えてしまうのは、将来への不安や子育てへのプレッシャーです。

 

その不安を誰かに話すことができると気持ちが楽になります。

 

心を許せる人に、今の自分の気持ちを話してみましょう。解決案が見つからなくても、話をするだけで気持ちが楽になることが多いですよ。

 

適度な運動を心がける

適度な運動はストレス軽減に繋がるので、マタニティブルーを解消したいときに最適。

 

日光を浴びると気分転換になるので、散歩などが特におすすめです。外出が難しい場合は、ダンスやヨガのYouTubeチャンネルなどを見ながら、運動するのも良いでしょう。

 

もちろん、疲労が溜まっている場合は睡眠を取るのが優先ですが、気持ちが滅入っているときは運動がおすすめですよ。

 

まとめ

こちらの記事では、マタニティブルーによる離婚についてご紹介しました。せっかく赤ちゃんが生まれたのに、マタニティブルーが原因で離婚になっては本末転倒ですよね。

 

マタニティブルーと上手に付き合って、夫婦で楽しみながら子育てをしていきましょう！

 

 

 

 

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