妊娠中や産後に起きるマタニティブルーが原因で、産後うつ病になるママがいることをご存知でしょうか？

 

妊娠や出産はおめでたい事ですが、育児へのプレッシャーで気分が落ちてしまうママも少なくないのです。

 

こちらの記事では、マタニティブルーになる原因と産後うつとの違いなどについて、ご紹介します！

 

母は必ず通る道！？妊娠や出産で気分が不安定になる理由

 

妊娠や出産で気分が不安定になることがありますが、これはホルモンバランスの乱れが原因です。

 

この症状を「マタニティブルー」と言い、30~50%のママがなると言われています。

 

育児へのプレッシャーや寝不足による疲労で疲れが溜まり、気分が落ち込むこともマタニティブルーを悪化させる要因と言われています。

 

 

マタニティブルーになってしまう原因と初期症状を徹底解説！

 

ここからは、マタニティブルーをになったときの初期症状についてご紹介します。

 

心当たりがある方は、マタニティブルーの解消方法についてもチェックして、なるべく悪化させないように対策をしていきましょう。

 

マタニティブルーの初期症状

マタニティブルーの初期症状は以下の通りです。

• 気分が落ち込む
• 自己嫌悪に陥る
• 焦りを感じる
• イライラする
• 動機･息切れ
• 食欲不振
• 頭痛
• 倦怠感

マタニティブルーの症状は、自己嫌悪などの精神的なものばかりでなく、頭痛などの身体的な異変も生じます。

 

自分の感情のコントロールがうまくできないときや、体の疲れが取れないときは、マタニティブルーを疑いましょう。

 

マタニティブルーになってしまう原因とは

マタニティブルーになる原因のひとつは、急激なホルモンバランスの変化です。

 

出産直後はホルモンバランスが崩れ、エストロゲンとプロゲステロンがほぼ無くなってしまいます。

 

エストロゲンには精神状態を安定を保つ効果があり、プロゲステロンは女性らしさを作る作用があります。

 

この2つが一気になくなるので不安定な精神状態になるのです。

 

マタニティブルーになりやすい時期は？

マタニティブルーになりやすいのは、妊娠中期または出産直後です。

 

発症時期や期間には個人差がありますが、産後3~10日前後で発症して2週間ほどで治まる人が大半。

 

2週間以上経過しても症状が消えない場合は、症状が悪化して「産後うつ病」になっていることがあります。

 

症状が長引いていると感じたら、精神科を受診するのがおすすめです。

 

 

「マタニティーブルー」を経験した実際の声

 

SNSを調べるとマタニティブルーになった女性たちの声が多数投稿されていました。

 

特に多かったのは、「本気でしんどかった」「ずっと泣いていた」「常に何かに焦っていた」と証言しています。

 

しかし、中には「産後3～5日をピークに10日～14日以内に改善していった」「一定期間過ぎるとピタッと治まった」など前向きな投稿もありました。

 

マタニティブルーの時に前向きになるのは難しい事かもしれませんが、SNSなどを見るとマタニティブルーを克服した人の言葉や実体験が投稿されているので、共感を獲れることから気持ちが楽になるかもしれません！

 

 

「マタニティーブルー」と「産後うつ」の違い

 

マタニティブルーの症状はうつ病とに似ているので、違いが分からず困惑している方も多いのではないでしょうか？

 

しかし、マタニティブルーと産後うつには大きな違いがあります。

 

ここからは２つの違いについて説明するので、参考にしてみてください！

 

マタニティブルー

マタニティブルーは妊娠中期や出産直後に起こりやすいです。

 

気分の落ち込みが激しくなり、育児への焦りや不安、頭痛や倦怠感を生じることもあります。

 

マタニティブルーは2週間程度で症状が快復する人が大半です。

 

しかし、症状が重い場合は病院受診も必要なので、自身の状態を見極めることが大切でしょう。

 

産後うつ

産後うつは産後約1カ月で発症します。

 

育児をする気力がなくなったり、育児への自信を失ったりして、睡眠や食事を十分に取れなくなってしまいます。

 

重い症状の場合には、自分の子どもを可愛いと思えなくなることもあります。

 

産後うつは自然治癒が難しいので、心療内科や精神科に行って治療を受けると良いでしょう。早めに治療を受ければ、重症化を防ぐことができます。

 

 

対策をすれば【マタニティブルー】は乗り越えられる！

 

マタニティブルーは家族や周りの助けがあれば、乗り越えられるので、ここでマタニティブルー解消法を2つご紹介します！

 

1.自分の時間を作る

育児ばかりに目を向けていると、視野が狭くなってしまうので息抜きが大切です。

 

家族に赤ちゃんを預けて自分の時間を作りましょう。

 

2.家事や育児を分担すること。

1人で家事と育児をこなそうとせず、旦那さんにも協力してもらいましょう。

 

出来るだけ不満を溜めこみすぎないようにする事が大切です。

 

まとめ

今回はマタニティブルーと産後うつの違いについてご紹介しました。

 

マタニティブルーと産後うつを発症するのは責任感がある証拠。発症したからと自分を責める必要はありません。

まずは、自分を労わる時間を作ってあげてくださいね！

 

 

 

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