大切な人への出産祝いは喜ばれる品を贈りたいもの。しかし、数ある品の中からどのようなアイテムを選べば良いか迷ってしまう人も多いでしょう。また、ギフトの中には贈り物としては縁起の悪い意味を持つものもあるため、注意が必要です。本記事では出産祝いではNGとされるアイテムや、喜ばれる品を選ぶコツをご紹介します。

この記事を読むための時間：3分

出産祝いで避けるべきNGギフト

出産祝いで縁起が悪いとされるアイテムや、贈るのは避けた方が良いものについて理由を解説します。

刃物

包丁やハサミなどの刃物は、日常生活において欠かせないアイテムであり、切れ味の良い包丁やデザイン性の高いハサミなどをギフトに考える人もいるでしょう。しかし物を切るということが「縁を切る」「別れる」などマイナスなイメージを連想させるため、出産祝いに限らず、お祝いごとの贈り物には適していません。

ハンカチ

ちょっとしたプレゼントに最適なハンカチですが「手巾（てぎれ）」と呼ばれることから「手切れ（縁切り）」に繋がるため、避けた方が良いと言えます。出産祝いであれば、同じ布物でもハンカチではなくタオルを選ぶと、縁起面で気にしなくて良いだけではなく、育児をする上で実用的なので喜ばれるでしょう。

緑茶

緑茶などの日本茶は、普段からよく飲むという人も多いのでギフトとして人気です。しかし、日本茶は香典返しなど弔事の引き出物として使われることが多いため、出産祝いなど慶事の贈り物には向いていません。

授乳中に控えるべき飲食物

グルメギフトも人気の贈り物ですが、授乳中に贈るには不向きな飲食物もあるため、注意が必要です。

アルコール・カフェイン

お酒やコーヒーはギフトとして喜ばれやすいアイテムです。しかし、アルコールやカフェインが含まれる飲料は母乳に影響を及ぼす恐れがあるため避けましょう。

脂っこい・甘い食べ物

出産後はお腹周りの筋力低下や骨盤のゆがみなどが原因で、身体に脂肪が付きやすく太りやすい状況です。そのため、産後太りを防ぐためにダイエットをする人も少なくありません。グルメギフトを出産祝いとして贈る場合、脂っこいものや甘い食べ物など、肥満の原因になりうる食べ物はなるべく避けましょう。

大型家具

ベビーカーやベビーベッドなど、大型家具はスペースを取るため、相手としてはありがた迷惑になってしまうことがあります。相手から特にリクエストがない場合、サイズが大きいアイテムは贈るのを控えた方が良いでしょう。

喜ばれる出産祝いの選び方

出産祝いを贈る際は、相手に喜ばれるものを選びたいもの。相手が貰って嬉しいと感じるアイテムを選ぶコツをご紹介します。

実用的なものを選ぶ

出産後は育児にかかりきりになってしまい、日用品の買い出しもままならないというケースも少なくありません。そのような時に嬉しいのが、おむつなどの消耗品やタオル、スタイなど洗い替えが必要なもの。これらのアイテムはいくつあっても困らないため、相手の好みが分からないなどの理由で出産祝いを迷っている場合は、実用的であるかを考えて選ぶと良いでしょう。

名入れ品で特別感を演出する

赤ちゃんの名前が入ったアイテムは、その子のためだけに用意された品という特別感を演出することができます。特に、一人目のお下がりを使う機会が多い二人目以降の出産祝いでおすすめです。

ママ用のケアグッズで産後を労わる

出産祝いというと、ベビーグッズを思い浮かべがちですが、最近では出産を頑張って乗り越えたママへのご褒美アイテムも人気です。産後は赤ちゃんのお世話で自分の時間をとれることもあまりないため、頑張るママへスキンケアアイテムやリラックスグッズを贈ると喜ばれるでしょう。

出産祝いはNGギフトを選ばないように注意して

普段はあると嬉しい、便利な「刃物」「ハンカチ」「日本茶」ですが、出産祝いとして贈ると縁起が悪いため注意が必要です。他にもアルコールやカフェインを含む飲み物や、脂質が多い食べ物、スイーツなどは母乳や産後の身体に影響を及ぼす恐れがあるので、避けましょう。

出産祝いで迷ったら、実用的なアイテムや特別感のある品、ママ用のケアグッズが喜ばれやすいので、それらのポイントを抑えたものを選ぶと良いでしょう。

当社の子供服の商品はこちら