妊娠中はおなかの子供への影響を考えて、飲酒を避けたほうが良いと思っている方が多いと思います。

 

実際に妊娠中の飲酒は本当にダメなのでしょうか？

 

そこで、こちらの記事では

• 妊娠中の飲酒が本当にダメかどうか
• アルコールが胎児に及ぼす影響
• 避けたほうが良い飲み物

についてご紹介します！

 

妊娠中の飲酒は本当にダメなのか？

 

結論からお伝えすると、妊娠中の飲酒は体に良くないので避けるほうが良いです。

 

妊娠中に飲酒すると、胎児が低体重になったり、形態異常、脳障害を引き起こす危険性があります。

 

また、お酒を1日90ml以上飲むと、形態異常になる率がかなり高くなると言われていて非常に危険です。

 

もちろん、お酒の量が少なくてもこれらの症状を引き起こす可能性はあります。

 

お酒が大好きな人にとっては苦しいかもしれませんが、自分の子供の将来のために妊娠中はお酒を飲むのをやめるのがベストです。

 

 

アルコールが及ぼす胎児への影響

 

アルコールが胎児に及ぼす影響は大きく分けて3つあるので詳しくご説明します。

 

必ずではないですが、母として下記のリスクがある事を認識しておきましょう。

 

1.早産や流産の危険性

飲酒量が増えるほど早産のリスクは高くなりますが、時期が早い場合は流産になってしまいます。

 

2.脳の障害

ADHDやうつ病、依存症などになりやすく、これらは成長につれて症状が見えるようになります。

 

3.形態異常

胎児の器官が作られる時期に飲酒をしてしまうと、奇形になる可能性が高くなります。

 

 

妊婦中に避けたほうがいい飲み物5選

 

1.糖分の多い飲み物

糖分を多く含む飲料は、妊娠中は避けるのが無難です。

 

たとえば、サイダーやコーラなどが該当します。

 

これらは、糖分の取りすぎで妊娠糖尿病や肥満になる可能性があるので注意してください。

 

2.カフェインが入った飲み物

コーヒーなどカフェインが入った飲み物の摂取を避けることを推奨します。

 

カフェインには血管を収縮させる作用があり、流産や早産の可能性が高くなるからです。

 

紅茶やココアにもカフェインが入っているので、注意してください。

 

3.アルコール

先述した通り、早産のリスクや奇形児になったり脳に障害が残ったりする危険があるので、アルコールは飲まないほうが良いです。

 

飲酒量に関係なく、上記のような異常が起きるリスクがあるので注意してください。

 

4.栄養ドリンク

栄養ドリンクは体に良いイメージがあると思いますが、カフェインやアルコールが入っているものもあります。

 

妊娠中はより体力を奪われやすいので、栄養ドリンクを飲むこともあると思いますが、その時は成分表を見て、カフェインやアルコールが入っていないことを確認するのが大切です。

 

5.甘酒

酒粕甘酒は体を元気にする作用がありますが、アルコールを含んでいるので避けましょう。

 

一方、米麹甘酒はアルコールは含まれていませんが糖分が多いので、飲まないほうが安心です。

 

しかし、米麹甘酒は絶対に飲んではいけないわけではないので、量を減らしてどうしても飲みたいときに飲むようにしましょう。

 

 

妊娠中にオススメの飲み物5選

1.牛乳

妊婦さんにおすすめの飲み物は牛乳。

 

牛乳には、胎児の骨や歯を成長させる成分であるカルシウムが多く含まれているので、摂取することをおすすめします。

 

料理などに入れるのも良いですよ！ただ、脂質が多いので1日コップ1杯程度の摂取がおすすめです。

 

2.野菜ジュース

つわりがある時期などは、食べ物があまり食べられない方も多いので、野菜ジュースで栄養補給をするのがおすすめ。

 

食物繊維も豊富なので、栄養価が高いです。

 

ただ、市販のものは糖分が多いこともあるので、手作りのほうがなお良いです。

 

3.炭酸水

つわりがひどい時でも飲みやすいのが炭酸水です。口の中がさっぱりするので、気持ちが楽になりますよ。

 

柑橘系の炭酸水も出ているので、すっぱいものが飲みたいときにもおすすめです。

 

4.ルイボスティー

ルイボスティーにはカフェインが含まれておらず、肌荒れや便秘を解消する効果があるのでおすすめです。

 

ルイボスティーにはカフェインが含まれていないため、妊娠中の摂取も安心ですよ。

 

ただ、ルイボスティーに含まれるポリフェノールは胎児の血管を狭める可能性があるので、過剰摂取は避けましょう。

 

5.常温や温かい飲み物

夏場はどうしても冷たい飲み物を飲みたくなると思いますが、妊娠中は常温か温かいものを飲むようにしましょう。

 

胎児は血液から栄養や酸素を受け取っていますが、冷たい飲み物を飲むと血行が悪くなります。

 

血行が悪くなると発育に影響が出るので、胎児の成長のために冷たい飲み物を避けるのが無難です。

 

 

まとめ

こちらの記事では、妊娠中の飲み物についてご紹介しました。

分かったことは以下の通りです。

• 妊娠中の飲酒は避ける
• 妊娠中の飲酒は胎児の発育に影響を与える
• カフェインを避ける
• 常温のものやカルシウムがあるものを飲むと良い

妊娠中は、不安に思うことが増えると思います。

しかし知識を身につけておけば安心して飲食ができるので、今回紹介したことを参考にしてみてください！

 

 

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